先週の東京散策旅行
楽しみにしていた下北沢のお芝居を観た。
その後妻が一番近しくしていた友人宅へ行き亡くなったお母さんに焼香。
それから大学時代の共通の友人達に集まってもらっての会食。
妻の病気に事は伝えず、心の中でまたみんなで集まりたいと呟く。
今日入院の妻を病院に連れて行き医師の説明を聞く。
今のところ肺は原発性で(おそらく他からの転移ではなさそう)明後日肺の1/3を切除との方針との事。
さすが今どきの医者なので、いちいち細かな危険性を山のように聞く。
全て順調なら2週間後に退院でその後2週間くらいは自宅療養。
明後日の手術は朝10時過ぎからで、全身麻酔が切れるのが夕方くらいとの事。その間食堂で待機していて欲しいとの事で長い時間を過ごす事になりそう。
妻からは今日のお昼ご飯の写真が送られてきて、今の所快適とのLINEが来たのは幸い。
この１週間で
胸CT造影、気管支鏡検査、PET-CT、頭MRIと立て続けの検査
まだ頭のMRI検査の結果はでていないけれども、今のところ他への転移は認められず、おそらく頭への転移はないだろうとの医者の見立て
現状、ステージⅠではあるが、肺の癌が2センチをちょっと超えているので３段階のうちの一番上のA-3との診断
放射線治療という手もあるけれども、
その後の生存率を考えると手術をした方が良いとのこと
また手術をすることで、分からなかった転移が見つかることもあるかも知れないとのこと
手術は来週早々でも構わないと言われたらしいけれど、仕事のこと、そして前々から計画していた日曜日、月曜日の旅行のこともあり、翌週にしてもらったとのこと。
19日の月曜日に入院（私も同伴で医師の話を聞く）で水曜日手術、１週間から10日くらいの入院、その後はしばらく自宅療養とのこと
とにかく、手術もできない最悪の状態ではなかったのは不幸中の幸い
自分の父親は医者に行って即余命3カ月って診断されたからね
とにかく、明日からの東京旅行二人で楽しんできたいし、最後の旅行にならないことを願うのみ。
気管支鏡検査の妻を昼前に病院に連れていく
麻酔を使うので、４時半くらいに迎えに来て欲しいとのこと
迎えに行くと
「点滴打ったのが新人みたいでやっぱり無理だった」
（妻は血管が細いのかベテランでもいつも針が入らなくて苦労する）
「麻酔でボーっとしてたからよく分からないけど、今のところ転移はない感じみたいだけど、あとは腦とかリンパとか確認して、大丈夫ならすぐにでも手術したいって言ってた気がする」とのこと
あとは水曜日にPET、金曜日に腦の造影で結果は来週の火曜日。
その前の日、月は３か月前くらいにチケット取ってた東京での芝居＆久しぶりの大学時代の共通の友人たちとの再会。
チケット取った時にはまさかこんなタイミングでの東京旅行になるとは思ってもいなかった。
今までもいろんなことが起きるたびに、心配性の私に
「考えたってしょうがないじゃない」というのが口癖の妻。
今回は何も言わないけれども、色々なことを忘れて東京旅行を楽しんできたい。
次の日に気管支鏡検査を控えた日曜日
受け持ち最高学年の生徒たちの高校総体の応援に行きたいと妻
最初の目的地は同じ県の反対側。
体調も特に悪くないというのであさイチから出発。
久しぶりにに運転は私。
ソフトボールがコールドゲームなのを見届けて再び高速で県庁所在地でバドミントンの応援。
その後、地元の市に移動してバスケットの応援。
何度も相手にリードを許し、これはダメかと何度も思ったけれでもどうにか食らいつき最後は勝利。
応援団の脇に陣取り、懸命に声を出し手拍子、拍手をする妻。
そう、何でも一生懸命になるところが彼女のいいところなんだよね。
バスケの試合よりも妻の姿を何度も目に焼き付けながら、目頭が熱くなった。
帰りの車で「本当は部活動の応援はドキドキするから嫌いなんだけど、まあ応援している間は色々嫌なこと忘れられるから良かったわ」と妻。
良い一日を過ごした。
2023/6/1
精密検査に行った妻から電話
肺ガンの可能性高いと言われたの事
そうかとだけ言って電話切る
帰宅後レントゲン見せてくれる。2センチ程度の白い部分
これから1週間検査6/13に結果聞きに行くことになる。
前々から予定のの東京旅行(6/11、12)は行っても良いとの事
話しをした後、いつも通りビデオ見ながら一緒に談笑したのが救い。
