2023/6/1
精密検査に行った妻から電話
肺ガンの可能性高いと言われたの事
そうかとだけ言って電話切る
帰宅後レントゲン見せてくれる。2センチ程度の白い部分
これから1週間検査6/13に結果聞きに行くことになる。
前々から予定のの東京旅行(6/11、12)は行っても良いとの事
話しをした後、いつも通りビデオ見ながら一緒に談笑したのが救い。
2023/6/1
精密検査に行った妻から電話
肺ガンの可能性高いと言われたの事
そうかとだけ言って電話切る
帰宅後レントゲン見せてくれる。2センチ程度の白い部分
これから1週間検査6/13に結果聞きに行くことになる。
前々から予定のの東京旅行(6/11、12)は行っても良いとの事
話しをした後、いつも通りビデオ見ながら一緒に談笑したのが救い。
「あー、何だか温泉でも行きたいなあ」
そう呟いたのは、11連勤終了後の金曜日夜。
傷口人に見られたくないから温泉はしばらくいけないなあ、と先日言われてたのに
「いいね、温泉。どこ行こう?」
「函館とか?」
「うん、行こう行こう!」
と思わぬ反応。
あっという間に函館行きが決定し、金曜深夜に函館のホテル予約。
土日に一泊の函館旅行楽しんできました。
到着したのが昼すぎだったので早速駅ビルで函館塩ラーメン
やさしい味の塩ラーメンでした。
夜はホテルから函館山ロープウエイを目指して歩きました。徒歩20分くらいの坂道がけっこうきつかったですが、連れ合いにとっては手術後の良い運動になった様子。
函館山からの夜景
山頂に着いたときは霧(雲?)で下が見えない状態でしたが、
小一時間 函館山ロープウエイのティラウンジ・レガートでビール飲みながら時間をつぶしていたら見事な夜景見ることができました。
夜は函館国際ホテル近くの「海寿」という居酒屋で食事。
函館国際ホテル近くの「海寿」
ここ数年間、テレビで函館のホテルの朝食バイキングを見るたびに、一度は行きたいねって言ってたのも叶いました。
函館国際ホテル 朝食バイキング
ホテルを出てレンガ倉庫を散策の後、さすがにもう海鮮はいいやということになり、ラッキーピエロでハンバーガー食べて帰路へ。
手術後、2週間の入院+化学療法経過観察の2週間の入院で
「くさくさしてたのがちょっとは気が晴れた」と言ってくれたのが何より。
函館は十分観たから次北海道来るなら札幌まで足伸ばしたいねと話しながら帰宅。
そんな日が必ず来るように願いたい、というか必ず行こうね。
化学療法1回目後の2週間の経過観察入院終了
さっき迎えに行って自宅に送り届けた。
第一声「あー、自由だ」
そうだね、2週間そこまで具合悪くないのに病院にいなくてはならず、好きなものも食べられなかったんだもんね。
今度の週末私が休みの時に、入院中食べたかったというラーメンを食べようね。
次は9日に2回目の化学療法。今度は一泊で済むらしい。
職場は8月末くらいから復帰予定。ゆっくり休ませてくれた上司の配慮にも感謝だね。
医師に何か注意することはないか聞いたら
免疫は普通よりは落ちているから肺炎が怖いので熱が出たときはすぐ相談するようにとのこと。
まずは一安心。
今晩から夜帰宅したときに電気がついているのはこちらも嬉しい。
肺の一部切除からいったん退院して2週間
手術時に検査のためにとったリンパにも転移があったためこれから3か月かけての化学療法。
最初は副作用も見たいとのことで今日から2週間の入院。
そこから先はせいぜい一泊の入院を何度か繰り返すらしい。
病名の欄には 肺腺癌 pT1cN1M0 satage ⅡB.
T1cの意味⇒がんの大きさが2cm~3cm
N1の意味⇒今回切除の肺と同じ側の肺リンパに転移
M0 の意味⇒遠隔転移がない
ということらしい
今回投与予定はシスプラチンとペメトレキセドを3週ごとに4コース目標
副作用で具合悪くならないことを願うのみ。
一応10月予定の娘の結婚式(遠方のため飛行機)の予定は医師に伝えてあるので、その辺をうまく調整してくれるといいんだけど。
ということで今日からまた2週間の一人暮らし。
退院に先立って日曜日に医師と面談
手術後の経過等を聞いた。
肺摘出の時に(決められた箇所の)リンパ節も取り出し検査したところ、肺腺癌の一番近くのリンパ節にも転移があったとの説明。
その他のリンパには異常がなかったので、おそらく今回の手術ですべて摘出はできただろうとの医師の見立て。
ただし、リンパ節に転移があったのでステージは2に上がったとのこと。
今後は、その後の転移の可能性を低くするために抗がん剤による化学療法をお勧めするとのこと。
妻は、身近な人で抗がん剤の副作用でだいぶ苦しんだ人がいるらしく、抗がん剤で苦しくないかということが心配らしく、そのことを医師に聞くと、薬の種類にもよるけれども昔ほど苦しくないはずとの説明。
ただし、どの種類の薬を使うかは今後内科医が担当になるので、その人に聞いてみてほしいとのこと。
あと、秋には娘の結婚式があるので、「髪が抜けたりしないか」も妻の懸念事項。
その点も、きちんと担当内科医にちゃんと引き継ぎますよと、電子カルテに娘の結婚式予定日も目の前で書き込んでくれた。
次の予定は7/11。そこで内科医と話をして今後の予定を決めていくことになるらしい。
最近は仕事をしながら抗がん剤治療をすることも多いけれども、最初だけはまた入院することになるとのこと。
しばらくは自宅療養。多少脇の下の切った部分が引きつるような痛みがあると言っているがそれ以外は元気な様子なのが何より。
また二人の生活が戻ってきた。
本当は月曜退院の予定だったけど微妙になってきたとの連絡。
肺が少し縮んでいる(空気漏れ?)らしく何やらつけている機材も増えたらしい。
一昨日は勤務先に届いた限度額証明書を取りに行き、それを届けた。
(入り口で消毒液を手に付けるとき、書類を濡らしてしまったのはご愛敬)
今日は、あまりに暇だから本棚から伊坂幸太郎の本を持ってきてくれとのmission。
グラスホッパーとあと1冊は題名を忘れた。
こんな本読んでたんだね。
アマゾンでのレビュー見て、今度、自分でも読んでみようかと思った。ひょっとしたら二人の共有する時間が少しだけ増えるかもしれない。
仕事の関係と病院の面会時間が14:00~17:00と限定されている関係で手術後初めて昨日顔を見に行く。
手術室から出てきたときは麻酔が効いていたからか「病人の顔」だったけど、普通の顔つきに戻っていて一安心。
色々入っていたチューブも抜け、あとは肺の空気を抜くチューブ一本とのこと。
トイレに自分で行けるようになったのが嬉しいと言っていた。
手術直後に医者に
「リンパにも転移はあったのでこれから放射線も検討しないといけないかもしれないけど、詳しくは検査してから」
と言われていたけど、本人にも同じ内容は伝わっていたよう。
「まあ、そんなに簡単ではないよね。でも最初から放射線じゃなくて、切ってみたから分かったことだし・・・」
と前向きな様子。
所望していたお気に入りのシュークリームをおいしそうに食す。その後、1Fの銀行に行ってA銀行からお金を引き落としてB銀行に入金してほしいというmissionを果たす。
いつもは自分が先に休む時などに「さみしくない?」と聞くと「全然!早く寝て!」というのに、帰りしなに「さみしくない?」と聞くと珍しく「まあね…」と返答。
今日は仕事が休みのためこれからまた顔を見に行く。
本日のmissionは
①友達に手紙書きたいので便箋と封筒を買ってきてほしい。
(趣味の良いもの、私の普段で判断してください)とのmission
服でも車でも本来の機能を果たせばこだわりのない自分VS何を買うでもこだわりのある妻。これは非常にハードルが高い。頑張って選んだのだけれどお気に召すかどうか…
②便秘気味なので普段買っているヨーグルト
いつも冷蔵庫に入っているのは見ているのでメーカーは分かる(VIO)けど、それが無糖なのか加糖なのかまで気にしてなかった。えい!やあっと加糖を買ったけどあっていたんだろうか。
手術 2023/6/21
手術室に向かう妻
症状があっての手術じゃないので、普通に歩いて行く。
夕方手術室から出てくる時には麻酔が切れていなくて朦朧としているはずとの事。
仕事の関係で手術終わって医師の説明聞いたら職場に行かないといけないので
「今日でも明日でも意識回復したら連絡ちょうだい」とだけ話して見送る。
待機するように言われた食堂では入院中の色々な人が出入りする。
長い入院で退屈しているのか、人懐っこく話しかけてくれるおじさん。
自身では国指定の難病だそうだ。
誰かと話ししていたいような、いや誰とも話しせずにいたいような妙な気分だ。
夕方まで長い時間になりそうだ。